渋谷すばるが関ジャニ∞からいなくなる

あの日、ツイッターを見ていたら「関ジャニの会見について巡る思いがあるので後でツイートする」とKAT-TUNのファンのフォロワーさんが呟いていた。そのまま検索すると、自担の脱退発表をiPhoneの小さな画面で見てもうた。

鳥肌が止まらなかった。情報を追って、下に下にスクロールして、初めはコントだと思った。エイトらしい壮大な嘘やろ?って思いながら、それでもどこを見ても、それは事実みたいで、とても信じられない。

それから、気を抜くとずっと泣いてた。電車の中で、晩御飯を作っているキッチンで、朝起きて現実だと実感して、ジャムのパンフが不意に目に入って。なんでこんなに泣けるんやろう?

多分それはきっと「すばるが永遠だと言ってそう信じさせた7人の関ジャニ∞が彼自身の手によって終わった」からやと思う。私がどれだけエイトに時間を割けなくなっても、彼らは私の知っているように笑っていて、いつでも私はそこに戻って元気をもらえると無条件に信じてたから。それがすばる自身によって否定されたことがただ苦しい。なんで、と問いかけられる距離にもいないから尚更。

 

 

 

という感じで3日ほどぶっ続けで泣き続け、途中ではたと気づいた。でも、確かに私は吼えるように歌う彼を見る度に、この人は本当にジャニーズの1グループのセンターで終わる人なのかと思ってた。渋谷すばるの歌はそれほど私の胸に迫ってきたし、すばるはずっと「音楽がしたい」と発信してた。

記者会見を初めに見た時も「嗚呼ついにこの日が来てしまったんだ」と呆然としながら思った。まるで予期してたみたいに。周りのエイターには聞いてないけど、そう思った人は他にもおるんちゃうかな。「きっと6人も必死で止めたけど、すばるくんが決めてもうたから止められへんかったんやろう」「なんで、すばるは最後まですばるらしく辞めてしまうんやろう」どこまでも私の好きだったすばるが画面の中で話していて、嫌えもしなければ、むしろその不器用さと実直さに愛おしさが募った。

 

 

もちろんあの7人で笑い合って、ふざけている姿も好きやった。アイドル然として踊っている姿も。コンサートで彼らを見ると、胸がときめいたし無限の可能性を感じたのも本当。

でもそれ以上に私は、どん底にいた私を救ってくれたすばるの歌を愛していると思う。きっと一生応援するのは渋谷すばるで間違いないと決めてる。それだけは変わらない。死にそうに苦しかった時に救ってくれたのはすばるの歌と言葉だった。やから、きっとエイトを離れたすばるのことも応援する。きっと。