36歳の渋谷すばるへのラブレター

すばるくん、あなたを好きになってから四年の月日が流れました。一度わたしはあなたから離れてしまったけれど、またあなたに引き戻されました。忘れもしない七月二十二日の京セラのアリーナ席。十二月のあなたがわたしに向かって歌ってくれたこと。わたしは、あなたに出会わないわたしがもう想像できません。きっとその人生は、一人の人に熱中する楽しさも辛さも幸せも分からない人生だったのでしょう。そのどちらかが幸せでどちらが不幸せなんて決められないけれど。いつもしんどい時に支えてくれるあなたの歌は、わたしのなかで本当に尊く美しい。死にたいほどつらい時に支えてくれてありがとう。毎日泣き暮らしていたわたしに希望を与えてくれてありがとう。いつも背中を押してくれてありがとう。いつも味方でいてくれてありがとう。それだけの感謝を返せているのかは分からないけれど、本当にあなたはわたしの一生涯のヒーローです。揺るぐことのない。あなたの歌を宝物にして、わたしは生きていく。あまりにも遠い距離に呆然とする夜も、あなたが信じられなくて泣いたまま迎える朝も、届かないと思い知って胸に穴が開いたように感じる日もあります。でも、あなたの言葉を胸に踏み出した一歩も、あなたの歌に救われた夜も、あなたの文章に掬われた感情に気づいて泣く朝も、あなたの姿に喜ぶ日も、確かにあったのです。あなたに貰った感情、言葉、歌、すべてわたしの宝物です。渋谷すばるの言葉が紡ぐ、渋谷すばるの温度が包み込む、渋谷すばるの音楽が聞こえる、渋谷すばるの世界をわたしは愛しています。この世界に生まれてきてくれてありがとう。いつまでもすばるがすばるらしく生きてください。どうか、これからも渋谷すばるが心ゆくまで歌ってそれがわたしに届く世界でありますように。

さあ、大事な日を大切に過ごします。